「ふくい風花随筆文学賞」（同賞実行委員会主催、当財団特別協賛）の授賞式が、平成29年3月4日に福井県立図書館多目的ホールで行われました。
この文学賞は、福井県出身の芥川賞作家津村節子さんの随筆「風花の街から」にちなんだ賞で、平成9年度に創設、毎年国内外から多くの作品が寄せられています。
当財団では、文化・芸術を愛する県民風土を高める顕彰事業として、毎年特別協賛し、「げんでんふれあい福井財団賞」を贈呈しています。

入賞者の方々を紹介します。

一般の部（応募作品1,229編）

《最優秀賞・福井県知事賞》　渡辺　惠子（神奈川県）「豆腐と三日月様」
《優秀賞・げんでんふれあい福井財団賞》奥村　美枝（鹿児島県）「凍み雪の日」
《優秀賞・福井新聞社賞》　　佐々木　晋（北海道）「もらい乳と山羊肉スープ」
《優秀賞・福井仁愛学園賞》　古垣内　求（大阪府）「源太みかん」
《優秀賞・テーマ部門賞》　　有馬　達也（福井県）「変わっていくもの」
《優秀賞・Ｕ３０賞》　　　　秋山　瑞葉（香川県）「柿ばあとの約束」

高校生の部（応募作品3,163編）

《最優秀賞・福井県知事賞》　河合萌恵子（高志高校）「届け、空に。」
《優秀賞・げんでんふれあい福井財団賞》藤村　瑞希（敦賀高校）「好きということ」
《優秀賞・福井新聞社賞》　　村居なるみ（武生商業）「カウンター席」
《優秀賞・福井仁愛学園賞》　友田　竜将（金津高校）「僕と先祖を結ぶ小指」
《優秀賞・テーマ部門賞》　　豊田　悠衣（武生商業）「二十歳」
《優秀賞・実行委員会賞》　　前田　悠陽（藤島高校）「クリスマスイブの憂鬱」
《佳作》　　　　　　　　　　今村　香音（山口高校）「小さな笑顔の花」
《佳作》　　　　　　　　　　西端　夏生（藤島高校）「切り取る世界」
《佳作》　　　　　　　　　　永谷　和恵（武生商業）「人生最大のケンカ」
《佳作》　　　　　　　　　　平野　蒼葉（武生商業）「家族」

＊入賞作品は、「ふくい風花随筆文学賞」ホームページ（福井県ふるさと文学館ホームページ内）に掲載されております。