主催
人間国宝・茂山千作 狂言を楽しむ会を開催しました
開催期間 1999年11月24日
当財団では、平成11年11月24日に敦賀市のプラザ萬象能楽堂で、人間国宝の茂山千作師一門をお招きし、狂言を楽しむ会を開催しました。
昼夜2回の公園に約700人が集まり、日本古来の喜劇を堪能しました。
昼の部は、敦賀市内の中学生約400人が体験学習の一環として参加。狂言の由来や小道具、役者の演出などの解説を聴いた後、「柿山伏」「附子」の2曲を鑑賞しました。
夜の部の出し物は「二人袴」「無布施経」「神鳴」の3曲。
一流の伝統芸能を楽しもうと市民約300人が詰めかけました。
お布施をもらえず四苦八苦する僧の物語を演じた「無布施経」では、千作師が僧侶役で登場、家主とのコメディカルなやりとりに大きな笑いが沸き起こり、師の円熟した演技に大きな拍手が送られていました。
あいにくの雨の中、早い時間からたくさんのお客様にお越しいただきありがとうございました。
開催場所
プラザ萬象能楽堂