協賛
戸田智江浪曲入門コンサートが開催されました(当財団特別協賛)
開催期間 2006年2月8日
福井市出身の演歌歌手で浪曲師としても活動している戸田智江さんの浪曲入門コンサート「ねぎぼうずのあさたろう」(福井新聞社主催、当財団特別協賛)が、平成18年2月8日、福井新聞社・風の森ホールで開催されました。
この公演は、日本の伝統文化である浪曲を、わかりやすく、楽しいものにして子どもたちに親しんでもらおうと企画されたもので、当日は、福井市の中藤小5年生と嶺北養護学校生合わせて100人を招待。
公募で選ばれた約120人のファンと一緒に鑑賞しました。
開幕の前段は、浪曲風絵本「ねぎぼうずのあさたろう」の著書である飯野和好さん(東京都)が三度笠に、旅装束姿で登場。
舞台のスクリーンに同名絵本の場面をスライド上映しながら口演し、観客を楽しませました。
ステージでは、中藤小学校の児童10人が浪曲入門。
4〜6人が1組になって、夢などをテーマに自分たちで考えた詩を、三味線の音に合わせて、飯野和好さんや戸田智江さんの指導を受けながら練習成果を披露しました。
後半は、戸田さんの公演に移り、浪花亭友歌さんとして、「ねぎぼうずのあさたろう」を、粋な関東節と道中東海道の物語などを七変化の語り口で歌い上げました。
続いて、コンサートでは、小学校時代の懐かしい福井の思い出をトーク。
中藤小・音楽教師のピアノ伴奏で、「ふるさと」や夏川りみさんの「涙そうそう」などを歌い上げました。
最後に、飯野さんが再登場。
中藤小の児童4人が舞台に上がり、戸田さんと一緒に「ねぎぼうずのあさたろう」浪曲の一節を三味線の伴奏に乗って合唱。
浪曲の魅力を披露して、会場から大きな拍手が送られました。
開催場所
福井市 福井新聞社・風の森ホール