当財団では、日本原電、イギリスBNFL社と共催で、平成15年12月6日から14日までは敦賀原子力館で、12月16日から25日まではげんでんふれあいギャラリー（敦賀市本町）で、日本とイギリスの小学生絵画交流展を開催しました。
作品展には、敦賀市の4小学校（粟野南、中郷、黒河、粟野小）から40点、イギリスの西カンブリア地方、セラフィールド近郊の5小学校から51点の絵画が出展。
イギリスとの交流展は今年度で連続4回で、「私たちのくらし」をテーマに、日本側では、敦賀の夏祭りや風景など、イギリス側では、家庭の様子やスポーツ活動を紹介した楽しい絵が目立ち、訪れた人の人気を集めていました。
交流展の初日には、作品を出展した敦賀市の4校の小学生、保護者を始め、BNFLジャパン社長、市教委、学校長ら約100人が出席して、開幕のセレモニーを開催しました。
関係者の挨拶に続いて、イギリスの紹介や11月にイギリスで開かれた両国絵画交流展のビデオレターが上映され、友好・交流を深めました。
アトラクションでは、スコットランドの伝統楽器バグパイプの奏者の山根篤さん（東京パイプバンド代表）を招き、異国風独特の調べで、スコットランドの子守唄や日本の「赤とんぼ」になどが演奏されました。
途中、楽器や出演衣装の説明と楽器吹奏のチャレンジコーナーが設けられるなど、バグパイプの魅力が紹介されました。
最後に、スコットランド民謡「蛍の光」のフィナーレで、楽しい一刻を飾りました。