講　師：服部 幸應氏（服部栄養専門学校長）
演　題：食育のすすめ
主　催：福井県連合婦人会
共　催：財団法人　げんでんふれあい福井財団
講演会には県内の地域婦人会のリーダーら約400人が会場を埋め、「食育のすすめ」をテーマに、時にはユーモアを交えた、講師の弁舌さわやかな口調に、真剣に聞き入っていました。

講師の服部さんは、わが国の食文化などを中心に進められ、「日本は現在、食料自給率が39％で食料の多くを外国に依存しているにもかかわらず、偏った食生活で残飯で棄てられる量は世界一」と、食生活のあり方を真剣に見直すことが必要と指摘。
一方、今日の食事情から「先ず健康に焦点をあて、日常の食べ物を選ぶ力を高めることが大切で、バランスの良いおいしい食事が体を元気にする」と具体的な食べ物をあげながら食生活を披露しました。
最後に、日本は2025年に超高齢化社会がやってくるので、健康寿命を延ばすためにも規則正しい生活を基本に、子供の頃から「食育」が大切と、訴えました。