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主催

第11回能を楽しむ会を開催しました

開催期間 2008年11月18日

能を楽しむ会

 
日本古来の伝統芸能に親しんでいただくため、当財団では、平成20年11月18日、観世流能役者の味方玄さんをはじめ、能楽師らをお招きし、「能を楽しむ会」を敦賀市のプラザ萬象能楽堂で開催しました。
当日、昼の部は、敦賀市内の中学生(粟野、角鹿、東浦)約310人を体験学習の一環として鑑賞していただくため招待しました。
公演に先立ち、味方玄さんから「地謡座」「後座」「橋掛り」など能舞台の構成や、「シテ方」「ワキ方」「囃子方」という役割分担など、基本的な説明と演目の「巴」のあらすじの説明を受けました。
さらに、「大鼓」「小鼓」「太鼓」などの能の囃子に使われる楽器の説明を聞いた後、中学生の代表が舞台に上がり、楽器を演奏する体験をしました。
その後、「巴」が演ぜられ、生徒たちは能役者の立ち振る舞いや囃し方の演奏など、伝統ある能を見入っていました。

夜の部は、約450人の一般の愛好者らが会場に集まり、味方健さんから演目の説明を聞いた後、主役の味方玄さんが豪快に「鞍馬天狗」の演技を披露。
観客は、幽玄な中にも迫力ある演技を堪能し、大きな拍手を送っていました。

開催場所

敦賀市・プラザ萬象