講　師：金沢 泰裕氏（牧師）
主　催：福井県連合婦人会
共　催：財団法人　げんでんふれあい福井財団
当財団では、福井県連合婦人会と共催して、若い頃ヤクザの世界に染まり、28歳で更生、現在、弟子教会の牧師として活躍している金沢泰裕さんを講師に招き、平成16年7月3日に、福井市の県生活学習館にて文化講演会を開催しました。
県内の地域婦人会のリーダーら約500人が参加しました。
金沢さんは、中学時代から非行に走り、高校入学と同時に暴走族に、18歳のときにはヤクザの世界に入り、バクチ、抗争、覚醒剤など悪のかぎりを尽くしましたが、28歳の時、父親の死に直面し、イエス・キリストの出会いで目覚め、今は伝道に勤しむ平安の道を切々と語っていました。
講師は「親が変わらなければ、子も変わらない」をテーマに、異色の人生経験を披露しながら、親と子の関係や青少年問題など今日の時宜にかなった話題を熱弁。
特に、親と子の関係について触れ、「親は子どもとのスキンシップを大切にすること」や「子どもに褒める言葉をかけよう」など五つのポイントをあげ、大人と子供の環境づくりの大切さを訴えていました。
来場者は、メモを取るなど、真剣に聞き入っていました。